作業療法士を辞めて、海外に住んでる私が今したいこと。

今日は私が今したいと思っていることについて書きたいと思います!!

 

その前に作業療法という仕事についても少し触れたいと思います(*'ω'*)

 

突然ですが、作業療法士という職業をご存じですか??

ご存じの方も初めて聞いた方もこんにちは(*'ω'*)

 

わたしは、作業療法士として、3年ちょっと日本で働いていました。作業療法とは理学療法や言語聴覚などと同じリハビリの仕事の1つです。わたしは回復期病院というところで働いてたのですが、そこでは脳卒中や骨折などの病状が安定してきた患者さんが、退院後の生活をしていくためにリハビリを行います。たとえば、トイレや食事などの生活の練習や、趣味や社会活動を行えるような工夫をしていきます。ざっくりですが。

 

なんとなくお気づきかもしれませんが、この作業療法士という仕事に正解はありません。患者さんそれぞれが違った人間だからです。食事の練習と1つくくりにしても、その方がどんな食生活を望むかは全く異なります。絶対に自分で食べたい人もいれば、人に食べさせてほしい人もいる。スプーンで食べたい人もいれば、外食したときのことも考えて絶対お箸で食べれるようになりたい人もいる。患者さんを十分お手伝いできる家族の方がいる人もいれば、手伝う時間がなかなかない家族の方ももちろんいる。そんな全く異なる患者さんたちの生活を考えていくので、正解はありません。

 

それぞれが個性たっぷりな患者さんや家族の方のみんなができるだけ幸せになれるような生活方法を探していきます。これが新卒やそこらの私には難題でした。ばりばりの理系なのでこれが正解っていう答えがほしかったし、逆に正解がなくて患者さんと一緒に正解を探していくと考えると臨床で作業療法士として働くよりももっと患者さんのためにできることがあるんじゃないのかなと思うようになりました。回復期病院での作業療法士の役割は大切だと思うし、人生をサポートしていけるってとても素敵な職業だと思っています。

 

でも、数か月前に突然片方の手が動かなくなったり、話すことができなくなったり、 今まで当たり前だと思っていたことが急に当たり前じゃなくなった患者さんの人生を一緒に考えていく中で、無力感を感じることもたくさんありました。

 

片方の手足が動かない患者さんから、これからも海外旅行いけるかな? とか

親指しか動かない患者さんから、家族に手紙を書きたいねん とか

患者さんを大好きな家族の方から、わたしたちに何ができますか とか

 

たくさんたくさんの希望を聞く中で、一緒に工夫してできたこともあれば、病院の作業療法士では十分に希望をかなえれないこともありました。わたしと半世紀以上も歳の離れた患者さんがこんな小娘に伝えてくれた希望に少しでも近づけるように。

ちょっと病院を離れて違うことをしてみたいと思います(*'ω'*)

 

 

今したいことは、

 

作業療法士として高齢者の方や障害者の方やその家族が集えるようなメディアを作ること、あったらいいなって思うアプリを作ること、海外旅行に行きたいとおもっていてもいけない高齢者や障害者の方のハードルを下げること、あとせっかくパラリンピックもあるし、何かしら携われたらうれしいです。ざっくりと。

 

これからはずっと海外に住みたいわけではなくて、日本に帰ると思います。でもその時々であれがしたい!これがしたい!って思うわたしだから、あー海外行きたいーってまたなったときに海外でも生きていけるようになっていたい。こんなサービスがあったら、あの患者さん絶対に嬉しい!って思いつくことを形にできるように。プライベートでもまだ思いっきりしたいことをしたいけれど、いつかは結婚をして子供もほしい。そのときに子供には子どもが好きなことをさせたいし、ある程度小さいときは一緒に時間を過ごしたい。大切な人たちを大切にできる自分になっているように今、自由なときにできるだけいろんなことをしていたいなと思っています。

 

 

そんな感じです(*'ω'*)ではでは(*'ω'*)