Today in OT

日本で作業療法士として働いていると、海外の作業療法士の方々は何を考えてどんなことをしているのかなーと気になったことはありませんか??

 

わたしはよく気になっていました!

そこでToday in OTという、世界の作業療法士生涯学習のためのサイトから最近の記事をご紹介したいと思います!!

 

 

blog.todayinot.com

 

この記事の著者は作業療法士養成校の先生なのですが、大きくわけて2つ、学生~新人の現状、他職種との連携などについて書かれています(´・ω・`)

 

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◎プロのプライドと先入観

 

●学生~新人の現状

 

医療現場で働く若者が早く1人前になることが期待されている。また専門性をもつことた、他の職種の価値観を知ること、新しい仕事の方法、などを迅速に習得していかなればならない。これらはすべての医療現場における真実である。また職業や職場環境における、規則や社会的な慣習に従うことも成功するためには必要である。

 

●他職種を理解し、敬意を払う

 

自身が専門職であるというプライドはよいことである。一方で他の専門的な方々とともにはたらくときにはあまり役に立たない場合もある。実際強すぎるプライドや自分の職域にばかり焦点をあてると他の専門的な方々の興味などを失いかねず、建設的な話し合いができない。自分たちが提供している治療方法のみが正しいもののように思う医療関係者たちが集まると効果的な治療は行えない。医療のチームメンバーの専門性や考え方を互いに理解し、尊敬しなければ、患者さんへのケアにベストを尽くすことは難しくなるのではないか。

最近の医療教育には専門家同士の連携についても組み込まれている。そして生徒は今のヘルスケアにはチームワークが不可欠であることを学ぶ。チームワークが満足にとれていない職場も多いが、ロールモデルになっていけると思う。自分の職種を愛しながら、他の職種の価値観なども学んでいくことも非常に大切。

 

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◎学生~新人の現状

これはあんまり日本と変わらないな~って印象でした!1番興味深かったのは、成功(専門職として)したいなら、職場環境での決まりや専門職での決まり事に従うことも必要って書いててなんだか意外でした。こういう専門職に新しい風が吹きにくい感じってどこのくにでもある程度はあるものなのかしら??

 

◎他職種を理解し、敬意を払う

今も病院の現場では専門的な知識はもちろん必要だけれども、それ以上にたくさんの専門家との連携、お互いが一緒に考える部分と、まかせる部分などが大切になってきていると感じていました。1人の患者さんを他職種で支えるので、さまざまな視点からみんなで考えていくことは本当に不可決です。

ただ、私が学生時代のときは専門分野を学ぶ時間が多く、他職種の専門についてはほとんどまなばなかったように思います。日本もお互いの職種間での交流などをもう少し増やしてもおもしろいかもしれないなーと思いました(*'ω'*)

 

 

 

そんな感じです(*'ω'*)